老後2000万円・実家じまい・断捨離

【大分】親to自分の老後の備え!「実家じまい」の売却・税金・解体費用は?

みゆき
みゆき
こんにちは、みゆきです。
私は、2019年10月頃から毎日リベ大YouTubeで学び始めました。
2018年5月からリベ大YouTube「お金の大学」をスタートした『両学長』さん!
その教えを実践した結果、2022年は『節約、防御貯金、保険最小掛け捨てのみ、住宅ローン完済、S&P500株投資(NISA・iDeCo)・ブログ副業』もできるようになりました(^^)
「老後2000万円問題」+「実家・親・墓」を解決する方法について紹介します
悩める主婦
悩める主婦
実家の価値っていくら?
家を壊すのにいくらかかる?
相続もあるけど、売却しないと固定資産税が・・・
何もせずに実家をもっていると固定資産税を払い続けます

【実家の家じまいは、早めに計画的にスタート】

  • 兄弟トラブルを防ぐために、計画を立てておく
  • 解体費用やリフォームや土地活用整備の予算を出す
  • 土地利用や売却について決める
  • 相続税は、相続発生から10カ月目で現金一括納付のため準備する

実家(土地)を売却する場合はどうする?

【相続する前】【相続した後】の売却で基礎控除や税金が変わります。

【相続前】なら家族に自分の財産を託して、財産の管理・処分を任せる【家族信託】という方法があります。

【実家売却の手順】

  1. 相続登記をする
  2. 実家を複数業者で査定する
  3. 必要書類を集める★
  4. 売却する業者を決める
  5. 実家の査定・売却価格の決定
  6. 仲介契約を締結して売りに出す
  7. 売買契約の締結
  8. 物件の引き渡し・登記
みゆき
みゆき
実家を売却する場合「必要書類」が必要になります。この資料を探し出したり、集めたりするだけでも難しいのではないでしょうか。ぜひ確認してみてください。

【必要書類を集める】

必要書類 備考
登記済権利証または登記識別情報 相続登記手続き終了後、管轄の法務局にて発行 2006年以前か以降かで書類が異なる
地積測量図 管轄の法務局 自分で取るか司法書士へ依頼
【名義人に関する書類】実印・印鑑証明・住民票の写し・本人確認書類 お住まいの市区町村役場 本人確認書類は運転免許証やマイナンバーなど
売買契約書 作成する 仲介か司法書士
重要事項説明書 作成する 仲介か司法書士
固定資産税納税通知書及び固定資産税評価証明書 保管されている
再発行はできない
建築確認済証及び検査済書 保管されている
紛失した場合は建築士などに再作成依頼
紛失した場合
建築設計概要書
台帳記載事項証明書
(市区町村役場)
建築設計図書、工事記録書 保管されている
紛失した場合は建築士などに再作成依頼
紛失した場合
仲介業者が手配
【集合住宅】管理規約、使用細則、維持費関連書類 保管されている
紛失したら、マンション管理会社に問い合わせ
耐震診断報告書、アスベスト使用調査報告書 ない場合は、住宅診断士などの専門家の依頼して作成
みゆき
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気を付けないといけないのは、相続税には期限があることです。相続開始から、つまり親が亡くなってから10カ月以内です。生前準備をしておきましょう。

【実家売却にかかる税金と支払い期限】

税金 支払いタイミング
【相続後の場合のみ】相続税 税務署 相続税申告後納付書が届いたタイミング
支払期限:相続開始から10カ月以内
登録免許税 法務局 不動産の名義変更手続きのとき(登記申請時)
譲渡所得税 税務署 売却した日の翌年、確定申告したとき
復興特別所得税 税務署 売却した翌年、確定申告したとき
印紙税 税務署 印紙を購入し売買契約書に貼付

【その他の費用】

仲介手数料 不動産の売買を仲介する業者への手数料
売買価格の3~5%+0~6万円+(消費税10%)
司法書士 登記手続き:3~15万円
売買契約書等の作成:3~6万円

実家の固定資産税や維持費はどうする?

悩める主婦
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誰も住んでない状態で実家を持ち続けると、なにか問題があるのかしら?

【実家が「空き家」になる場合、所有し続けると】

  • 家の劣化が始まるので、時間が経つにつれてリフォームが難しくなる
  • 固定資産税・都市計画税がかかる
  • 水道光熱費も停止しなければ基本料がかかる
  • 火災保険

実家の解体費用はどうする?

悩める主婦
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実家を解体して売却したいけど、解体にいくらくらいかかるのかしら?

解体費用:立地や築年数や隣の家との距離などで費用は変わる】

木造住宅30坪 90~150万円程度が相場
鉄骨造り30坪 150~210万円程度が相場
鉄筋コンクリート30坪 180~240万円程度が相場

【家取り壊し前に行う手続き】

  1. 役所に解体工事届け出を提出する
  2. 道路を管轄する警察署に道路使用許可申請と道路占用許可申請をおこなう
  3. 電気・ガス・回線の停止を行う
  4. 近隣へ取り壊し工事の説明を行う
  5. アスベスト対象の家屋は特定粉じん排出等作業の実施届け出を行う
  6. 家具・家電・私物の処分をする

アパートの相続するときの費用は?

みゆき
みゆき
アパートを相続する場合、多くの税金や費用が必要になります。これを知らずに過ごしていると、突然の相続で多くの資産を失うことになります。

【アパートの相続時にかかる税金や費用】

  • 相続税
  • 贈与税
  • 固定資産税・都市計画税
  • 所得税:相続発生から4か月以内に準確定申告
  • 住民税
  • 不動産取得税
  • 書類や申請などの必要経費★

【書類や申請などの必要経費】

法務局 対象不動産の登記事項証明書(登記簿謄本)
役所 被相続人の住民票の除票(本籍の記載があるもの)
役所 被相続人の死亡時から出生時までの戸籍謄本
役所 相続人全員の現在の戸籍謄本
役所 対象不動産を取得する相続人の住民票
役所 対象不動産の固定資産評価証明書
役所 相続人全員の印鑑証明書
自分で用意 遺産分割協議書

【その他の費用】

書類にかかる費用 5000円~1万円
登録免許税 登録免許税=土地評価額×0.4%(100円未満切り捨て)
必要書類の郵送 郵送代金
司法書士 5~8万円程度

まとめ

みゆき
みゆき
相続税の最大の問題は、相続発生から10カ月後に相続税の支払いがあることです。相続税の納税は、基本的には現金一括納付なのです。払えなければ「物納」として、不動産を納付します。

【実家の家じまいは、早めに計画的に】

  • 兄弟トラブルを防ぐために、計画を立てておく
  • 解体費用やリフォームや土地活用整備の予算を出す
  • 土地利用や売却について決める
  • 相続税は、相続発生から10カ月目で現金一括納付のため準備する